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砂利安定材 コアパスとコアグラベルってどんなもの?

当社では、お庭などの雑草対策に最適な砂利安定材「コアパス」、そして駐車場などに適した「コアグラベル」を取り扱っていますが、どちらも透水性のあるシートと一体型のハニカム構造パネルで、そのパネルの上にお好みの砂利を敷いて施工する商品です。

そこで「ハニカム構造って聞いたことあるけどどんなもの?」という質問がありました。 なんとなく分かるけど、どういうものかって言われたら・・・って感じですよね。

このような正六角形の敷き詰められた構造のことをいいます。



ミツバチの巣の構造に似ていますよね。

【ハニカム構造とは?】
●英語で書くと「honeycomb」でハチの巣と言う意味
●正六角形または正六角柱を隙間なく並べた構造のこと

【全て同じ大きさ、同じ形で平面に隙間なく敷き詰めることができる図形は?】
●正三角形
●正方形
●正六角形
の3種類のみ。 これは、ピタゴラスによって証明されています。

【力の分散】
●正六角形が最強
正六角形は円に形状が近く、衝撃を五方向に分散できます。 それぞれの面が受ける力が小さくなり衝撃吸収性に優れています。 一定の力が加わり、出来るだけ小さく全体に散らしたいとき、辺の数が多い方が有利です。 そこで、「正三角形」「正方形」「正六角形」の3種類の中で、最も丈夫な構造なのが「正六角形」つまり「ハニカム構造」になります。

「ハニカム構造」のメリット
●軽くて強度がある
●衝撃に強い

ハチの巣の正六角形はベストな構造!
隙間なく敷き詰められる形としての「正三角形」「正方形」「正六角形」ですが、 「同じ長さのもの」を「同じ量だけ」使って部屋を作ると、正六角形で作る方が全体としては大きくする事ができます。 ハチにとって、巣を作る材料は貴重なものです。 「限られたスペースでより多くの部屋が作れる」 「少ない材料で作れる」 「衝撃に強くとても丈夫」 という優れた巣を作ろうとした結果、ハニカム構造(正六角形)が最適だったのではないか?と考えられています。

現在では、飛行機の翼や新幹線、建造物などの構造材料として幅広く使われています。 また、サッカーは四角い模様のネットだったのが、現在は丈夫で衝撃吸収も優れている「ハニカム構造」のゴールネットが公式戦では主流になっています。

建物を作る材料としても、壁と壁の間にハニカムを入れることにより、強度を保ったまま、空気の層を壁の中につくることができます。 軽さや頑丈さに加えて「防音効果」「断熱効果」も発揮することになります。 ハニカム構造凄いですね!

今回、お庭が雑草で困っているとご相談がありました。 また、地盤が悪くて雨が降ると水が溜まって困っているので何かいい方法はないかとのことです。

この地区は、全般的に粘土質で水はけがよくありません。 お客様は、地盤改良も考えたそうですが、工事も大変で費用もかさみます。

そこで、「コアパス」よりも少し高さがある「コアグラベル」をおススメしました。 雑草対策はもちろんのこと、簡単にかさ上げすることができます。 透水性があるシートと一体になっており、頑丈で「CO2削減効果」もある環境にとってやさしい商品です。 お客様にもご賛同いただき工事を受注いたしました。

木の植えてある箇所は残して、雑草の心配のないようにまずは雑草処理からスタートです。


敷地内にある石を見切りに利用してデザインしています。


コアグラベル工法は、耐久性もあり表面は砂利ですがリニューアルも簡単です。


完成!


また、自分で綺麗な石に変えるだけで簡単にイメージを変えることもできます。

コンクリートは頑丈ですが、建設時のコンクリートや地盤改良に使用するセメント製造に由来するCO2(二酸化炭素)排出量は大量です。 また、汚れが目立ってきてもリニューアルが難しいため一生使用することになります。

30㎡の施工でCO2排出量を比較してみます。
●コンクリートだと1.484トン
●コアグラベルだと0.129トン コアグラベル工法の採用で約1.36トンもCO2削減効果があることがわかります。

身近なもので!
●500㎖のペットボトル・・・135万本のCO2の体積に相当
●杉の木・・・96本が1年間に吸収するCO2の量に相当
●25mのプール・・・1.35個分(69万リットル)に相当

2020年パリ協定より、地球温暖化・気候変動への対策として「脱炭素」や「カーボンニュートラル」という言葉を耳にする機会が増えてきました。 地球は世界規模な温暖化により災害(水害)や森林火災など多大なる影響を受けつつあります。 当社は、安価なだけではなくこのような環境問題にも積極的に取り組み、また施工道具の開発など徹底的したコスト削減に努力しています。 消費者の50%は地球環境に配慮した商品・サービスを選んだ消費行動を行うようになってきています。

砂利安定材 コアグラベル工法(地球温暖化貢献商品)を使用することで、雨水は100%地下に浸透します。 そのため、都市の雨水下水道への負担低減や都市河川のピーク流量の低減に貢献できます。 ヒートアイランド効果の緩和、またリサイクルもコンクリートなどに比べて容易な商品となっています。

最近、新聞やテレビでよく聞くようになった「SDGs(エスディージーズ)」という言葉。 CMなどで「SDGs」を知った、という方も多いのではないでしょうか。 「SDGs」とは、「Sustainable Development Goals」の略で、国連で決めた「持続可能な開発目標」のことを示します。 国際社会共通の2030年までに世界を変えるための17の目標になっています。「2030年までに世界にある社会課題を世界の皆で協力して解決しましょう」ということです。 目標の中には飢餓や貧困の問題、気候や生態系など環境問題に対するものもあります。 SDGsを達成するために各国や日本国内においても様々な企業が取り組みを行っています。
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