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グリーンライフ(環境配慮行動)の必要性と環境保全効果

今月の12日、NHKのクローズアップ現代で「グリーンライフ(環境配慮行動)」に関する放送がありました。
近年、地球温暖化などにより気候変動が叫ばれています。雨の降り方も「線状降水帯」などが多く発生し、特に都市部で「内水氾濫」による被害が増大しているようです。

【線状降水帯とは】
次々と発達して発生する雨雲が、列をなした積乱雲群によってほぼ同じ場所を通過するか停滞することで造りだされる。

【内水氾濫とは】
大雨が降ると、排水が追い付かず市街地に水が溢れる現象です。過去10年間の浸水頭数は21万戸もあるようです。

過去のブログにも書きましたが、都市部の雨水の排水はすべて側溝に集められる構造になっているため、大雨が降ると処理が追い付かず溢れて内水氾濫につながっているのではと思っています。
一般的に下水道は1時間あたり50ミリの雨でも問題なく流せるように設計されています。
ところが、地球温暖化の影響もあって1時間100ミリを超える豪雨が頻繁に降るようになりました。
すると、都市の雨水は下水道で処理しきれずに水が市街地にあふれてしまうという仕組みです。
また、河川では大雨で水位が上がると、下水道からの水が川に流れにくくなったり、水が川から逆流するなど市街地が浸水することもあります。

お客様から「雑草対策としてコンクリートを施工してほしい」とのご希望がありますが・・・
私は、いつも「雑草対策にコンクリートなんてとんでもない」と申し上げています。
NHKの番組の実験結果では、「グリーンライフ」の考え方で家の周りに緑を植え、雨水を浸透させることで内水氾濫を防ぐことができる。そして、緑はCO2を吸収し酸素を作り出すことで、悲鳴を上げている地球温暖化対策にもつながると話していました。
もちろん、多くの人たちが賛同し実行しなければ実現しません。これはそんなに難しいことではありません。家の周りに緑を植え、雑草対策にはコンクリートなどは使用しないで浸透性のある材料(当社では砂利安定材コアパスなど)で対策すればよいと思います。

京都のお寺などで見られる石が敷き詰められた日本の庭園は、雨水をうまく処理するようにつくられていて、伝統的な技術を使いながら雨水を浸透させていくことができるそうです。

最近では自治体が浸透桝、浸透側溝に補助金を出しているところも多くあるようです。皆さんも参加してみてはいかがでしょうか?

庭の雑草をなんとかしたいとのご相談がありました。
これまでは、自分たちで草むしりをしていたけれど年齢とともにしゃがんでの作業がきつくなったそうです。娘さんもお忙しいようで、外部の手入れから解放されたいとのことでした。

お伺いしてみると、隣家との敷地がとても狭く作業ができません。


そこで、隣の方の了解を得て境界フェンスを一時的に外して隣家の敷地から作業させていただきました。

施工後↓


玄関のある北側は、一日中陽が当たらないためタイルが滑って大変なようです。玄関ポーチから道路までのアプローチは、ノンスリップ加工で安全対策をさせていただきました。

また、階段とガレージ床は黒ずんでいます。

 
Re・クリニンで綺麗に洗浄!


雑草対策には砂利安定材コアパス

before
after
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after
いつも「ファサードは家の顔です」と申し上げています。
皆さんはファサードの意味をご存知でしょうか?家づくりの相談で初めて耳にすることがほとんどだと思います。

~ ファサードってなに? ~
エクステリア業界では、建物の正面に造られる部分の「アプローチ」や「駐車スペース」などのことを指します。ファサードは、建物の正面から見た外観のことで、フランス語が由来となっています。英語のfaceと同じ語源をもつとされています。

ファサードは、街並みとの調和が重視される街づくりに果たす役割も大きくお家全体の印象が変わる大切な部分になります。

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